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四季折々の高山植物が楽しめる「尾瀬国立公園」と沼田を結ぶ、国道120号(通称日本ロマンチック街道)を尾瀬日光方面に向かって山道を30分ほど走り、少し入った片品川沿いの温泉地。周囲を山並みが囲み、片品川に沿った斜面に旅館やホテルが建ち並ぶ山の温泉地です。利根川支流の中で第一の美しさと称される「片品渓谷」や「吹割の滝」などの豊かな自然が魅力で、尾瀬観光の拠点としてにぎわいます。
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湯の歴史は古く、その昔、赤城山の神(ヘビ)と日光男体山の神(ムカデ)が戦った時、弓で射られた赤城山の神が赤城山山麓に矢を突き刺すとたちまちお湯が沸いてきたのが始まりとか。赤城山の神がそのお湯に傷を浸すとたちまち治り、男体山の神を追うことができたことから「追い神」と呼ばれるようになり、それが「老神」になったと伝えられている。
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毎年5 月上旬は、言い伝えに因んだ名物の大蛇まつりが行われ、巨大な蛇神輿が登場して、温泉街を練り歩きます。また、6月には色鮮やかなポピーが楽しめる『老神温泉ポピー祭り』にホタル観賞、8月には「風のまつり(老神温泉花火大会)など催しものもお楽しみいただけます。また、季節ごとにその豊かな自然の表情が楽しめ、紅葉の渓谷は絶景です。
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薗原ダム建設による補償工事で昭和三十九年七月に竣工し、現在の形の吊り橋になりました。 両岸の温泉郷を結ぶ重要な橋で長さ 77m / 幅 3.6m / 耐荷重量 9トン
令和3年(2021年)11月8日より全面通行止めにし補修工事を行い、令和4年(2022年)10月28日に開通。 -
四季折々の自然美はもちろん。老神温泉の歴史を垣間見る事ができます。 吊り橋から下を眺めると昔あった旅館の基礎や露天風呂跡が川沿いに点在しています。 「老神」の歴史は古く、利根村史の記述には江戸時代から「老神」の地名があり、明治時代初期には多くの方々が「湯治」に訪れておりました。
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4月から11月中旬にかけては名物の朝市が開かれる。関東一とも言われる朝市で、浴衣姿の宿泊客がお土産を求める姿も見られる温泉街の風物詩。地元の野菜や山菜、自家製の漬物や味噌などがずらりと並ぶ。素朴な土地の味に人々の笑顔、土の香りがする山の幸との触れ合いも旅の喜びだ。
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最も長い祭り用「ヘビ」 長さ:108.22m(355ft 0.62in)2013年5月10日ギネスワールドレコードに認定
12年に1度、巳年には108mの大蛇みこしの渡御を行います。 -
古くは片品川の湯元に奉納してありましたが、幾度かの洪水により安全地帯に遷すことにし、昭和十八年五月八日に現在地に奉斎されました。蛇神様を祀る赤城神社は「老神の湯」を発見したと言われる伝説の大蛇にちなみ毎年5月第2週 金曜日、土曜日にお祭りが開催されます。
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独特の渓谷美を見せる神秘的な「吹割の滝」は、その豪快に流れる様から東洋のナイアガラの愛称で親しまれています。滝の周辺には遊歩道や観爆台が設備されており、滝を楽しむことができます。滝壺が竜宮へと通じているという伝説が語り継がれる神秘的な滝です。