四季折々の高山植物が楽しめる「尾瀬国立公園」と沼田を結ぶ、国道120号(通称日本ロマンチック街道)を尾瀬日光方面に向かって山道を30分ほど走り、少し入った片品川沿いの温泉地。周囲を山並みが囲み、片品川に沿った斜面に旅館やホテルが建ち並ぶ山の温泉地です。利根川支流の中で第一の美しさと称される「片品渓谷」や「吹割の滝」などの豊かな自然が魅力で、尾瀬観光の拠点としてにぎわいます。
湯の歴史は古く、その昔、赤城山の神(ヘビ)と日光男体山の神(ムカデ)が戦った時、弓で射られた赤城山の神が赤城山山麓に矢を突き刺すとたちまちお湯が沸いてきたのが始まりとか。赤城山の神がそのお湯に傷を浸すとたちまち治り、男体山の神を追うことができたことから「追い神」と呼ばれるようになり、それが「老神」になったと伝えられている。