標高2000m級の山々がそびえる尾瀬には四季折々の高山植物が楽しめます。また、大湿原や沼・滝などいくつもの魅力的なポイントがあり、訪れる人を魅了します。古くから多くのハイカーが訪れます。
老神温泉でも尾瀬ハイクを行っております。
期間は5月中旬頃〜10月中旬までの間となります。
■お申込みは 老神観光センターTEL:0278-56-3222
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尾瀬ヶ原は東西6キロ、南北2キロメートルの広大な湿原で春から秋にかけて有名なミズバショウ、ニッコウキスゲをはじめ数多くの湿原植物によっていろどられます。ハイカーやカメラマンなどを魅了してやまない豊かな自然の魅力をたたえています。それでいて、木道や標識が整備され、体力にあわせたコースが選べることから、毎年多くのビギナーを迎えています。
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尾瀬は、燧ケ岳や至仏山への登山道をのぞき、ほとんどのコースに木道が整備されており、ビギナーも雄大な景色を眺めながら快適に山歩きを楽しめます。しかし、標高1400メートル以上の高地だけに、急激な天候の変化が起こる場合もあります。不意の出来事にも慌てずにすむよう、服装の注意や最低限の装備をおすすめします。服装は、長袖シャツにスラックスが定番。夏の日中は半袖でも大丈夫ですが、朝晩はかなり冷え込むので、気候に合わせて調節できる長袖のほうが便利です。足元は、歩きやすい靴を選び、天候の変化に備え、防寒具や雨具は必需品です。帽子もかぶったほうがいいでしょう。
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尾瀬沼
燧ケ岳の噴火溶岩により、堰き止められて出来た湖で海抜1,665m、周囲約8km、水深約9.5mの寒帯湖。水辺にはヨシ、ミツガシワ、フトイ、が茂り、水面にはジュンサイ、オゼコウホネなどが葉を浮かべている。湖畔にはアオモリトドマツ、コメツガが茂り、沼に流れ込む沢沿いは湿原が広がり、季節ごとに様々な美しい花を咲かせている。 -
尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原は標高1,410mで東西約6km、南北約2kmの大湿原で周囲を至仏山、景鶴山、燧ケ岳、アヤメ平の山々に囲まれた盆地になっている大高層湿原です。湿原の中を流れる幾筋の川は、最後は一本の川となって平滑ノ滝、三条ノ滝に至る。雪解け頃から紅葉が終わって冬枯れになるまで、高山植物の群落の百花繚乱となって訪ねる人々を迎えてくれる。 -
平滑・三条ノ滝
尾瀬ヶ原東北端に位置し、尾瀬中の水が集まっている只見川の本流にある。500mにわたる大きな一枚岩の上を静かに華やかに滑るがごとく流れ落ちる平滑ノ滝。その下流でこの水を受けて、一気に約130mを落ちる豪快な三条ノ滝。流れ落ちた水は奥只見湖を満たし、その下流は新潟県の阿賀野川となって遥か日本海へ注いでいる。 -
燧ケ岳
標高2,356mの尾瀬では一番新しい火山。我が国の東北以北最高峰で、目近には、さえぎるものもなく、晴れた日には360度の展望が楽しめる。頂上は柴安、俎、ミノブチ岳、アカナグレ岳、御池岳の五峰から成り立っている。 -
至仏山
尾瀬ヶ原とは反対側の水上町側は、ガラリと様相が変わり深く急峻な崖になっていて見下ろすと眼が眩むようなガレ場である。植相も燧ケ岳とは異なり、種類も豊富で雪解けの頃から紅葉が終わるまで山全体がお花畑になる。数え切れないほど多くの高山植物が群生しており、「高山植物の宝庫」と言われている。【花の見ごろ】7月上旬〜8月上旬 -
アヤメ平
標高1,969mをピークとした、アヤメ平火山の頂にできた高層湿原。日光連山、富士山などがよく望め眼下の緑、紅葉が美しい。アヤメ平の語源であるアヤメはほとんどなく、キンコウカを見間違えてつけたと言われている。夕焼けに映える燧ケ岳、朝日に輝く至仏山を水面に浮かべる。
5月雪が解け始めミズバショウがあちこちに咲き出すと遅い春が始まります。リュウキンカやワタスゲなどが楽しめます。7月になるとニッコイキスゲが一斉に咲き湿原を彩ります。一年の中で夏が尾瀬の一番のピークです。10月にはナナカマドが色づき紅葉が始まるとハイキングシーズンは終わりです。11月から4月上旬は雪が多く人影もなくなります。